職人日記

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革小物の試作中です。
少し時間が取れる時に革小物を試作しています。
出来上がるたびに、「おっ!ええやん。」と、思うのですが
人それぞれ色々な意見をいただきます。
とりあえず自分がいいと思うものをかたちにして、商品化させて
行きたいと思います!
でかい!長い!大変な作業でした。
こちらは鉄の棒を入れて運ぶための特別な別注品です。
全長2メートル50センチを少しこえています。
1箇所縫うにも本体を振り回すのが、もう大変!
しかも綺麗に強く仕上げました。
手前のラインは光を反射する特殊な反射テープを取り付けています。
数は3個、当工房以外で作ってやろうというバカでガッツある職場はない
でしょう。喜んでいただけますように。
学生かばんの見本を作っています。
通常の学生かばんよりもかなり大きさアップさせました。
でかすぎ?と思いましたが、なかなかいい感じに仕上がりました。
男子用です。
別注品  カード入れ
小学生になった友人の息子さんに、つくらせていただきました。
喜んでくれて、とても嬉しいです。ピタパを首にさげるようになっています。
とっても笑顔が素敵なお礼のメールをいただきました!
革をひろげて
植物性タンニンなめし革です。
革と向かい合い色々なことを考えていました。
スコットチェックの通園リュック
どんどんまとめ上っていきます。
あと何日か経てば、このかばんを
子供達が使ってくれている姿をイメージして
最終工程を完璧にこなしていきます。
クリッカーを使って裁断
幼稚園リュックの製造開始。
まずは裁断です。
チェック柄のパターンを統一するため、一枚ずつ
パターンを確認して、抜き取って行きます。
二本手学生かばん
こちらも60年以上続く地元公立中学校の女子用のかばん
です。
三段錠前を取り付けて完成です。
今の時代、大阪府下でもっとも長く昔から愛用され続けて
いるのではないでしょうか!
これから先も、古き良き物がなくならないよう
頑張るのであります。
9号帆布のショルダーバック
サイズが大きくなったものの時がたつこと60年以上、昔から続く
地元公立中学校男子のかばんです。
昔はかばん業界では雑囊(ざつのう)などと呼ばれていましたが、
今では技術的にもアップさせております。とてもしっかりと強い
かばんです。
このかばんを使ってくださる子供たちの
おじいちゃん・おばあちゃんにも懐かしく思っていただけることでしょう!
学生革かばん 完成です。
納期に無事間に合いホッとしています!
そこそこ硬い革なので、ひっくり返して形を整えるのも
かなりの力仕事です。
良いかばんが出来ました。
学生革かばんのまとめの工程
ボストン型の革かばんです。
まとめの工程に入りました。
写真のようにかばん自体は裏むきの状態で
まとめ上げて行きます。
明日にはかばんを表向きにひっくり返して
底板と持ち手を取り付け完成の予定です。
通園リュックがどんどんまとめ上がります。
安全色の黄色と紺色の2トーン色で
とても綺麗です。
いつも思うことですが、ものづくりとは
自分達が作ったものを誰かが使ってくれる
のですね。
4月の入園の頃には、子供たちがいっせいに
このリュックを背負って通園している姿を
想像すると、嬉しいかぎりです!
さぁ、気合いを入れてどんどんまとめ上げていきましょう!
通園リュックの肩ひもを縫いつけて行きます。
通園リュックの背中にあたる部分です。
肩ひもを縫いつけていくと、そこそこかさ高くなって
きます。この写真では縫い目が見えませんが、
実際に縫う所の厚みがかなりぶ厚くなっており、
綺麗に縫いつけるのがたいへんです!


幼稚園ナイロンナップサック
女の子用が赤色、男の子用が紺色。
幼稚園様がデザインしたオリジナルのマークが印刷されています。
ヒモを通してドンドン完成です。
通園かばんが完成していきます。
昔ながらの黄色の通園用ショルダーバッグ。
最終工程となる袋詰めの様子です。
わるいクセがつかないように綺麗にたたんで
完成です。その後箱詰めをし、
長年お使いいただいている幼稚園・保育園へ
納品にいきます。